◎Orb・Orbit
The orbs-japan.com projectで
websiteデザインを担ってくださっている石橋さんが
New YorkーChicagoに旅立った。
機上で窓から覗いた蒼空にOrbを感じる宇宙があると
薄羽がproject発足時に語っていた
その感覚に触れることができたと
メールを送信していただきとても嬉しく思った。
出発前にあわただしくあまりNew York情報を
お届けすることができなかったけれど
Moon Societyメンバーで
New Yorkに在住されている山口聖子さんを訪ねれば
きっとすべてが順風満帆に堪能できることだろう。
このprojectチームを発足させたのは
もう1年以上前のことだと懐かしく思う。
Moon Societyと名付けたOrbの研究会を
月の美しい晩にセッティングして
縁ある人たちをお誘いしながら
Orbについて意見を求めていた時期がある。
種々様々なOrb写真を皆さんにおめにかけて
どんな意見を交えあえるか検証を重ねて居た。
私の私的結論は
「人は出会うものごとの何れをも契機にして
その人自身の中に潜ませている何ものかを
発露させてゆくものだ」ということだった。
それは当然と言えば当然のことで
それを人それぞれが個々に保有する
「精神」としてもいいし
「神秘」としてもいいのではないかと思う。
人間の「精神」活動の進化が顕現することは
まさに「神秘」そのものの顕現だと言ってもいいのではないか。
人間の営みが真に美しくも善くあることは
野や山に咲く花や草木に美しさを思い
大自然の神秘を思うことと何ら変わりないことだ。
私たち自身が星のかけらから組成されている。
そのことを知り宇宙の視座から天空を覗けば
意識そのものが神秘ー「神」と私たちが呼ぶ
秘められし大自然の摂理によるところのものなのだと想い至る。
Orbを通じて発言される内容は
その人そのものを映し出す
『映し鏡』となっているということを
切に感じ取ることになって
それがその人の能力の開花につながる場合もあるし
それがその人の心を閉ざす結果になる場合もあることを知った。
その分岐点はLove BasedであるのかFear Basedであるのか
その愛か恐れかの一点に集約されるように考え至ったことは
私自身にとっては大きな収穫だった。
すべてのことには時機があり
その時機を得て昇華されてゆくものたちと
幸運にも出逢い
それらを見つめる時
それが「Orbがもたらすもの」としての恩恵として受容できる
その寛容なる純粋なる贈与をOrbに学んだことは大きい。
寛容は愛を育む。
愛はまた寛容を育む。
それは教育論の中にあっても
宗教論の中にあっても
社会論の中にあっても
私たちが真剣に取組まなくてはならないことであって
ただその寛容には
真(知性)・善(理性)・美(感性)の三位一体の
断片に陥らない全体性を含んだ悟性を伴わなくてはならない。
何もが許されることが寛容であるということではなく
肝要となるべき私たちの指針が精神の高みを目指して互いに
真・善・美の統合された涵養に向うことができなければ
澄んだ愛ある眼差しを見失ってしまうのではないかと
また考えさせられることが多い。
それを「倫理」と言うとすれば
現代には悉く乏しい在り方に思える。
愛が育まれてゆく。
それは純粋なる営みであって
その精神の純度を高みへ営み続けることの叡智こそが
「倫理」というガイドラインであることだ。
しかしながら競争や損得計算に覆い尽くされる現代にあって
我欲や強欲の自己主張の力が国や組織を席巻する
ご都合主義の社会システムの力学の中では
愛ある純粋なる営みなど到底秘められし「神秘」となってしまう。
そのたおやかさ・しなやかさ・うつくしさは
無理無用無謀といった社会の力任せの暴力的な通用概念の中では
かなしさ・はかなさに散ってしまう。
真・善・美という理(ことわり)を据えることを
未来創造のための「倫理」として
また「資源」として
自己批判という悟性を抱くことの人たる人の在り方を
人と人がその間に切磋琢磨してゆく人間の中に
また人と人の間に存在するあらゆる事物の中に
その「倫理」を逞しくしてゆくことのためには
どのような他者・他事との関わり合い方を灯してゆけばいいのか。
それは闊達に無我より心寄せることであって
夏目漱石も晩年にその境涯を近づけんとした
『則天去私』ー自己本位の考えを捨てて
自然の中において真の理を見極めようとする姿勢に学びたいと願う。
そこには「流れ」がある。
それは言い換えれば自家撞着を離れた
コンテクスト(文脈)であり
タイミング(時機)である。
「Orbがもたらすもの」はそのような自然のなかにたゆたう
真に添い
善を尊び
美に歓ぶというような心境を与えてくれる
そのような全体性を含んだ発展へのOrbit(軌道)を示唆するもので
あってほしいと重ねて願う。
それは
1970年代の半ばに
デイビッド・ボームが訴求した「断片と全体」の中に
1980年代の半ばに
マリリン・ファーガソンが唱えた「アクエリアン革命」の中に
殊の外その軌道を読み取れたものだった。
そして
1990年代の失われた10年といわれる日本経済の歪みをみつめ
2000年代を迎えてグローバル経済の矛盾と破綻を経験して
いま30年の時が過ぎ行く。
『純粋贈与』という志向を通じて触れ得る互恵の賜物。
ようやくその真髄を中空を見つめながら繰り返し繰り返す思考から
自然に叶うOrbの軌道計算を果たせるだろうかと思いめぐらせる。
New Yorkの中空にOrbを追いかけた記録を少々整理してみた。
一連の連続写真に
その姿を連綿と明かしていることから
私たちは何を知と心に映し出すことができるのだろう?
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この場所はBroadwayとCarnegie Hallが交差する地点で
実に撮影できる頻度が高い。
昨年末にも同じ場所でユニークなOrb写真を取得している。
http://mcplanning.blogspot.com/2008_12_21_archive.html
その先1ブロックBroadwayに沿って南下するあたりでも
こんな連続写真記録を取得している。
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今年はガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向けて
宇宙への扉を開いた1609年から400年の節目の記念の年。
国際連合やユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合が
今年2009年を世界天文年
(International Year of Astronomy:略称 IYA)と定めている。
世界中の人が夜空を見上げ
宇宙の中の地球や人間の存在に思い馳せて
自分なりの発見をすることを目的として
世界140カ国の国と地域が参画している。
そのような天空を見上げることへの親しみから今年は幾つかの
宇宙に関するイベントを企画した。
それは天空にOrbをのぞみ
正しいOrbitを探ることと何ら異質のものではないと感じている。
その一つがColoradoから帰国した日。
那須の二期倶楽部に宇宙物理学者の佐治晴夫先生をお招きして
今年の夏開催される『山のシューレ』のプレイベントとして
宇宙の視座から「言葉・身体・環境」について語っていただいた。
http://www.nikiclub.jp/artfesta/index.html
先生にはその翌日にNAVI8月号の取材に応じていただき
Lexusのハイブリッドカーに試乗していただき
その模様とプレイベントの内容が掲載されるに至った。
バッハをグランドピアノで奏でてくださり
宇宙映像を通じて私たちの存在はどこから来たものであったか
私たちは星のかけらであることを思い出させてくださるご講演。
中でも私たちの知性とは「未来予測する力」であるというご発言に
切実な思いと共に感銘を受けた。
The orbs-japan.com projectの真義として
「現代が過去から継承しているものー
現代が未来に伝承できるもの」についての志向を抱いている。
参加したMoon Societyのメンバーうしおぎひでかさんを中心に
皆さんに段取りを支えていただき
終了後には同じMoon Societyメンバーがグランドピアノの傍に。
よしざわかおるさんが先生とピアノを連弾。
なるせくみさんはそのピアノに合わせてアベマリアを朗唱。
先生を囲みあたたかな若草物語の風情となった。
幸福なひととき。
そしてその2週間後の6/8。
六本木ヒルズ49Fのライブラリーで
かねてより宇宙関連のイベントでお世話になることが多かった
天文ジャーナリストの青木満さんをお招きして
『天空を視る・歴史を辿る・宇宙に遊ぶ』と題して
宇宙トーク企画を展開した。
青木さんから一年前に月周回衛星「かぐや」についてのご執筆本
『月の科学』を頂戴して拝読してから
いつかライブラリートークを叶えたいと考えていた。
ようやく世界天文年に一年越しの実現。
青木さんのマシンガントークと豊富なデータ提供で楽しい宇宙散歩。
青木さんが新たに手がけられた
『それでも地球は回っている』という新著が
その日の午後に刷り上がってきて
同時にご紹介できたこともダブルの喜びだった。
ちょうど今年はアポロ11号月着陸40周年でもあるので
青木さんには「アポロ計画」から「かぐや」までの
一連の宇宙開発の歴史と
紀元前から現代に至る人類の宇宙観の歴史を
世界四大文明の歴史から天動説・地動説を辿り
ガリレオ・ガリレイまでの史実とは何であったのかを
じっくり触れていただいた後
今年最大の天文ショー
7/22の皆既日食について解説していただいた。
2時間があっという間だった。
http://www.academyhills.com/library/event/tqe2it000009aa0t.html
6/11には「かぐや」がそのミッションを終えて
月面に投下されて永遠の眠りについたから
その前に月探査への思いを込めて
青木さんのトークショーを開催できて
思い果たせたタイミングは幸いだった。
そしてその一週間後6/19。
いよいよ竹中工務店ギャラリーエークワッドで
『的川泰宣展』がスタートした。

この展覧会は
1998年7月4日の火星探査機「のぞみ」の打ち上げに
鹿児島県内之浦の宇宙空間観測所に伺ったことが契機となっている。
まさに11年越しの夢の実現。
詳細は以下のようにパンフレットにしるさせていただいた。
『宇宙に耳目を澄まし、心を耕す科学が、いのち輝かせるとき』
宇宙科学研究所(現JAXA宇宙研究本部)のウェブサイトに
綴られている「日本の宇宙開発の歴史ー宇宙研物語ー」を通読し
その貴重な映像記録の数々を目にすると
誰もが、その豊饒な「知」と「心」と「技」の輪舞と飛翔に
親しく感動を覚えるものだろう。
それは1950年代から日本が世界に誇る
「ものづくり・ひとづくり」に努められた
諸先輩の確かな足跡であって
現代にあっては、尚一層のこと、輝かしく、眩しい。
その全貌をおまとめになられたのが的川泰宣先生でいらっしゃる。
その一文一文には
的川先生の広くて深いインテリジェンスはもちろんのこと
共に香るロマンやダンディズムやウィットに満ちている。
今回の『的川泰宣展』が開催されるに至った経緯は
鹿児島県内之浦にあるバー「ニュー・ロケット」で
的川先生の日本の未来・教育の未来への想いを
お伺いする機会があったことにはじまる。
そのバーの命名は糸川英夫博士で
歴代の鹿児島宇宙空間観測所のエピソードが
その時空間に沁み込んでいる。
それは夜明けの蒼空に
火星探査機『のぞみ』が内之浦の射場から打ち上げられ
私たちの耳目がいよいよ火星に向かった
1998年7月4日の夜のことだった。
探査機は、私たちの分身であり、視る・聴く・動く・触れるという
人類の触覚の先端を宇宙に送り出しているものだ。
そこに的川先生は「あなたの名前を火星へ」と募り
応募者の名前を載せて『のぞみ』を旅立たせるという
はじめての試みを行なわれた。
探査機に一般の国民の思いや心も託されたのだ。
「はがきで、応募してもらってね。ところが、結果として
27万694人もの方から寄せられたはがきの一つ一つの名前を
切り抜いていかなくてはならなくなって
これはたいへんな人手が必要になった。
ところが研究所の所員がね、最初は面倒がっていたのに
はがきに書かれた皆さんからの感動的なコメントに
心揺さぶられていってね
一束から二束、三束とだんだん喜んで
家に持ち帰って協力してくれる。
そんな一面もあってね、実に感動しましたよ。」とそれは温かく
目を細めて語られる。
「思いや志がひとつになってかたちにしてゆく。」
そんな推進力こそが重要だと思うことが多いと先生は語られた。
「現代では、心が動く人たちこそが
小さなことにくよくよとらわれることなく
いいと思ったら、どんどん勝手にやっていこうとすることに
期待するしかないように思う。」と
実に熱くお聞かせくださった
その瞬間が忘れられない。
それは、まるで宇宙という大海の向こうをのぞみながら
地球の浜辺で腕組みをして風に吹かれている
坂本龍馬のような志士の風情でいらっしゃったことを思い出す。
とりわけ先生は次世代を担う子どもたちへの教育の問題や
いのちの大切さについて考えるべき社会風潮について
文部科学省にいらっしゃるお立場からも
切実な憂いをお聞かせくださったのだった。
そのようなお考えに従い
その後も先生にずいぶん取材やご講演をお願いさせていただいた。
先生はどんなに小さなことでも大らかに受け止めてくださり
いつもかわらない笑顔で寛容にお引き受けくださる。
特に小さな子どもたちが目を輝かせて先生に向かい合う時
先生の眼差しは限りなく優しい。
それはそこに明るい未来をご覧になるからなのだろう。
先生はいつでも子どもたちに
「どうしてそう考えるのかな?」とまずは問いかけて
内に考える力を育まれる。
それは子どもたちが自ら考えて理解する喜びを得て
未来に向かって目線を上げる力を逞しくすることにつながっている。
先生は昨年いよいよ
NPO法人KU-MA(子ども・宇宙・未来の会)を設立され
私たち国民の誰もが
もしくは世界中の誰もが
親しく正しい宇宙教育に学ぶことができる門戸を
広く開いてくださった。
それは宇宙スケールの知に触れることによって家族の対話を深め
私たちの生きる力や心を耕す科学教育の機会でもあるのだ。
こうして的川先生とお目にかかるごとにご教示いただく
その数えきれない感慨と学習の積み重ねによって
このたびの『的川泰宣展』が
A4ギャラリーで開催されることが叶った。
A4ギャラリーの皆様もまた
次世代を担う子どもたちへの
贈りものを考えていらっしゃるタイミングで
精力的に企画展を推し進めてくださった。
会場では先生の思いと共に日本の宇宙開発の歴史を辿っていただき
国民にとっても
企業人にとっても
あらためて立ち戻るべき
日本のものづくり精神の原点を振り返る機会を得ている。
また今年7月22日日本でも観測できる天文現象・皆既日食について
親子のふれあいのためにやさしい解説を添えていただいている。
そして日本が誇る月周回衛星『かぐや』がとらえた
水の惑星・地球の姿を
月面上
宇宙空間に浮かぶがごとく体感していただけることだろう。
このたびは戦後日本のものづくりを担ってきた
SONYの最新技術を通じて
その美しい映像の再生にご協力いただくことが実現した。
その月面にもしも人類が住まうとしたら・・という
絵画コンテストも開催され
大人も子供も皆、心弾ませて寄せられた作品の数々は
豊かな想像力にあふれて圧巻である。
今も『のぞみ』の名前を刻んだプレートは
人々の生きる望みや思いと共に宇宙空間を
火星と同じ軌道で巡り続けている。
的川泰宣先生の周りにも
先生に敬愛を込めた多くの人々の思いの軌道が巡る。
先生のますますのご活躍の重力場に惹き込まれて
世界中の一人一人の星が煌めいてゆく未来を思う。
『かぐや』が月面に放たれた日に
株式会社エムシープランニング 薄羽美江
私などが寄稿させていただいてよろしいのかどうか
たいへん悩んだのだけれど
「的川先生からそのようにおっしゃていただいています!」と
エークワッドギャラリーのチーフキュレーター
岡部三知代さんから明るく弾んだお声でご依頼いただいたので
心決めた。
岡部さんは10年前
編集学校で「六本木拈華美翔庵」という名をいただいた
編集稽古のクラスを私が師範代で担当した時に
入塾してくださったのが出逢い。
お腹のなかで次男くんを育てて出産された10ヶ月を含んで
13ヶ月の濃厚な編集稽古をご一緒した縁深い仲で
今も尚一層日々学びあえるおつきあいに心から感謝している。
その岡部さんも卒門後の翌年
ご自身のクラスを師範代として担われた。
その名も「すっぴんロケット」だったと岡部さんと私は
大いにその必然の縁を実感しあっている。
そうして「六本木拈華美翔庵」の卒門の記念には
「のぞみ」のプロジェクトを通じて
21世紀の科学精神について対話を重ねていただこうと
的川泰宣先生と松岡正剛先生の対談イベントを行なった。
その記録は編集学校のHPに今も残していただいている。
http://www.eel.co.jp/03_near/01_seigowchannel/now_events/020118saji.html
ちなみにロケットは日本語では飛翔体と呼ぶ。
私の俳号に「美翔」と名付けてくださったのは松岡先生。
偶然にも翔るという名前をかけてくださっていて
私はこの名に触れると常に
あの内之浦の発射場から明け方の蒼空に
赤い星のごとく美しいロケット発射光を残して
火星をめざして飛翔した「のぞみ」を思い出す。
なにより今回の展覧会は
子どもたちや私たちの未来に対する
岡部さんの深い愛情と慧眼があってこそ実現できたことで
その思いをギャラリーの館長やアドバイザーの方々が理解され
優れた実施の運びへと現実化してくださった
竹中工務店コーポレートギャラリーの懐の深奥を思うばかり。
なにより的川先生が諸事をご承認ご快諾くださり先生の思想と共に
多彩な宇宙探査と開発関連資料を実に惜しみなく
JAXAやNASAをつないでご提供くださったことには
先生のご寛容なるお心あってのことと深く学ばせていただく。
多くの人が的川先生に触れると
私なども10年以上越しにそうであったように
次世代に自分がどのようにわずかにも役立つことができるだろうか
次世代に何をどのように伝え継承させゆくことができるだろうかと
切実に考えさせられ実践を思うものとなる。
「かぐや」が撮影した月面越しの青い地球の映像を
存分に貸し出してくださると的川先生がおっしゃったときにも
岡部さんと共にそのご配慮への深い感謝から
その映像は迫力の大画面で高精細の視聴ができる
宇宙空間にたゆたうような空間を作らなくってはと画策した。
http://www.a-quad.jp/main.html
開催初日。
岡部さんの思いがいっぱいに詰まった
宇宙を想像し月に住む家を創造するという
絵画コンテストの表彰式が行なわれた。
その席で小さな子どもたちに表彰状を授与される的川先生。
そのまなざしは
これまでのいつものことと変わることなく
優しい温かさに満ちていらっしゃった。
その先生を前に
背筋を伸ばして目を輝かせている子どもたちの瞳に
輝かしい未来の姿が映りゆくものでなくてはならない。
本開催の実現が次世代に継承するものへの
ものづくり・ひとづくりの学びの機会となり
時機を得て確かなつながりが生み出されることを
心から願いたい。
ここには
人類最大の概念である「宇宙」の
広大無辺な時空を舞台にして
真に先人がより善くありたいと願った
愛ある優美な叡智が満ちているのだから。