○未知に惹かれる<こころのたたずまい>ということを考えてみる。
○未知に惹かれる<こころのたたずまい>ということを考えてみる。
人はどうして希望を胸にいきいきとすることができるのだろう?
その一方で、どうして失望と共にそのときめきは褪めてしまうのだろうか?
答えがわかってしまうと、それはときめかなくなってしまうものなのであろうか?
では、人はどのようにしたら希望を胸にいきいきとすることができるのだろう?
ものごとの考え方ひとつで、ひとつの出来事も、多面な解釈をもつ。その多面性・多義性を了解して、自らの心の姿勢を脳のはたらきで学習してゆくことが、心の手入れをする、心を耕してゆくことになるのだろう。年をとるということは、誰も避けられない厳然とした事実だけれど、どのように年をとるかということについては、自らの<選択性>が残されている。
<どのようにしたら>?
「女性は年を重ねてますますその肉体も美しく味わい深いものとなる」という言葉は、何と優しくも美しい精神を感じさせてくれるものだろうか。映画<カレンダーガールズ>のなかで語られる言葉で、女性の<こころのたたずまい>と<美しさの自信>について考えさせてくれる。癌で旦那様を無くしたある中年女性が、その旦那様の最後の言葉をこころの頼りに、中年女性達がヌードになって写真をとり、そのカレンダーを発刊した物語だ。
自信をもてるこころのありどころ〜確信の学習を私達はそれぞれの人生において重ねてゆくのだろう。
サムエルウルマン【青春】のポエムには、そのような心ある教えが優しく満ちている。
このような発想をもてる<こころのたたずまい>でありたいと思う。
年を重ねて、いつもそこに立ち戻れる自分自身の人生でありたいと願う。
そのためには<喜び>を実感できる人生であるということ。
そして、その<喜び>を、真に分かち合えるものとの出逢いが人生を貫いてゆくこと。
そのようなことを、ときめきながら、思う夜長。
サムエルウルマン 【青春】
青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう
バラの面差し
くれないの唇
しなやかな手足ではなく
たくましい意志
ゆたかな想像力
もえる情熱をさす
青春とは人生の深い泉の
清新さをいう
青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる
冒険心を意味する
ときには
20歳の青年よりも
60歳の人に青春がある
年を重ねただけで人は老いない
理想を失うときはじめて老いる
歳月は皮膚にしわを増すが
情熱を失えば心はしぼむ
苦悩
恐怖
失望により
気力は地に這い
精神は芥(あくた)になる
60歳であろうと16歳であろうと
人の胸には
驚異にひかれる心
おさな児のような未知への探究心
人生への興味の歓喜がある
君にも我にも
見えざる駅逓(えきてい)が心にある
人から神から
美
希望
よろこび
勇気
力の
霊感を受ける限り
君は若い
霊感が絶え
精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき
20歳だろうと人は老いる
頭を高く上げ
希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと
人は青春の中にいる
7/20 11:55