◎Explanation・Exploration
過去の説明ーExplanation
未知の探索ーExploration について考えてみる。
困難のアメリカの第44代新大統領に着任するオバマ氏が
フィラデルフィアからワシントンに向かう道程を
バイデン新副大統領と共にヒストリカルトレインに乗って
4日間かけて移動している。
オバマ氏自らが敬愛するという第16代リンカーン大統領が
1861年に就任宣言のためにワシントンまでの道程を
同じように列車に乗って移動した故事にならい
そのままになぞって原点の教えに戻るという意図があるという。
ボルティモアでのオバマ氏の呼びかけ
“RENEWING AMERICA'S PROMISE”の映像を見る。
現代のアメリカの状況は独立戦争の時と同じ
乗り越えるべきはたいへんな事態を迎えているが
解決は同じ。
理想をもって
心から外に向かって
あなた自身の声
あなた自身の意志をもって
あなた自身の物語を描くように
誰もが平等に
自律して歩んでゆくこと。
氷点下の中4万人の聴衆を前に
人種や思想を超えた連帯を通じ
共に一つの力となってこの難局を克服し
共に乗り越えることを力強くメッセージしている。
200年前にアメリカを創った人たちの
子供の子供の子供が
私たちであるということ。
だからこそ
そのスピリットをもって私たちが成せることのはずだと
勇気づける。
私たちの理想を追い求めること
私たちの次に約束されていることのために
私たちが生きるということ。
政治に私たち一人一人が参画して
アメリカを変えてゆくということ。
これからどのようなことが起きるかわからない
けれど常に正しながら進んでゆくということ。
政治のための政治ではなく
皆と共に政治を成し
生きるための責任を分かち合うということ。
その未来の理想の実現を自らが
天から約束されていることを信じ
自らが約束することの力強いメッセージを通じ
“Yes, We Can!”という未知の可能性の探求のために
“We Are One!”という現在の人心をつなぎ
“We Are the Future!”という子どもたちの心を育む。
1776年7月4日フィラデルフィアに建国の父が集まり
米国は英国からの独立宣言を行なった。
その233年前にアメリカで起きた独立の意味を
独立をするための戦いが目的ではなく
理想を実現するためのプロセスであったことを
現代の民衆に説いている。
基本的な精神は
all men are created equal
and that they are endowed by their Creator
with unalienable rights
to life,
liberty,
and the pursuit of happiness.
人は生まれながらにして平等であり
すべての人は
生命、自由、幸福の追求
これらの権利は創造主より
侵されざるべき権利を与えられている
人は生まれた時にこれらの権利を有しており
何人からも与えられるものではない。
その精神をオバマ氏は聴衆に静かなる熱意で投げかけ
一人一人の心に呼び覚ますかのように見える。
これらの独立自尊の精神は
決して単なる個人主義ではありえない。
またこれは何ら欧米に学ぶことのみではなく
昨日まで考えて来た江戸時代の『心学』
明治時代の『学問のす﹅め』を通じても
慎み深く丁寧に生きる事の教えとして
含まれてある本質そのものだと気づく。
福沢諭吉が西洋事情でいち早く独立宣言文を紹介したから
その後にその内容に傾倒した訳ではなく
当然のことながらそこに本質を読み取っていたことの
『独立自尊』の尊い精神に学びたい。
日本憲法が改憲を行なうことへの賛同の中に
その内容は現代に添い合わず
戦後米国から押し付けられた米国に都合のよい内容だからという
一方的一様なる浅はかな見解を目にすることがあるけれど
果たしていかがなものなのだろう?
本質的な『独立自尊』を原点とした
更なるよりよい代替がはっきりと見えない。
日本江戸期の心の学問に立ち戻り
あらためて私たちの本質的な生きる力を辿ることも
必要なのではないかと考えずにはいられない。
それが何ら現況と変わる事のない本質の重なり合いに
気づくこともあるだろう。
何事もただ変えなくてはならないということではない。
時代に応じてどのように変えることがふさわしく
それが未来にどのように好ましい影響を波及させるものかを
とことん卓見しなくてはならないだろう。
本質を尋ねる。
本質を見抜く。
本質を貫く揺るぎない精神の在りどころを現代に探りたい。
変える前に帰るべき道を辿る
還るべき還元の道理を忘れることのない知性を見失わないように。
フィラデルフィアの市庁舎の尖塔は
ウィリアム・ペンの像。
敬意を込めて撮影した際にその尖塔にOrbが頻出。
その地への敬意の心証として。
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この歴史ある市庁舎の造りは
ピラミッドをつくった職人にならい
釘を一本も使わない特別の石造り建築であるときいて驚いた。
この時には部分的な修復工事に手が入れられていて
光のフォーカスをはずした暗い箇所があったけれど
その丁寧な修復の仕事に愛の光を感じさせられた。
反対側の向いに建つフリーメイソンの教会も
この時には工事中で外壁に囲われていたけれど
遠方からの高みに美しいローズウィンドウが見える。
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この街は歴史を愛している。
その所々に歴史の証明として過去の説明を欠かさない
丁寧な心の姿勢が明されている。
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人の意識から忘れ去らせてはいけないこととして
過去の偉人の偉業や物語をどのように継承するか。
今の日本に欠けてしまった物事で
他国の庭に学ぶことは多い。
歴史ある市場にて。
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必ず過去の歴史の説明が添えられるのは
過去の歴史への敬愛のしるしなのだと理解できる。
歴史ある市場の美しさを言うならば
シアトルや
ヘルシンキや
ニースや
カンヌや
イスタンブールや
世界中に多様な香りや色や物語を残す場所の記憶があるけれど
日本であれば
京都の錦市場や東京の築地市場となるかしら。
けれども築地の市場存在は今や変わりゆく風前の灯。
東京都の施策が
そのような無理無為なる何ら問題意識を擁さない場の記憶への
無知なる考え方には甚だ疑問を感じる。
果たして新銀行東京の失態もどのような理解に及ぶのだろう?
虚像ヴィジョンのパワーだけのリーダーシップに
心ある実学が伴わない。
何も築地市場の歴史を閉じなくても
歴史価値と未来への相続価値への視座・視点・視野から来る
世界評価の文化価値継承について
本質的な知性を問えたならいいと願う。




















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