◎Blog・Frog
今年は那須に向うことが多い。
那須山麓の横澤の地には、二期倶楽部という瀟酒な
デスティネーションリゾートがある。
これまで世界中のさまざまな聖地にでかけてきたけれど
美しい木々の佇まいに囲まれた
この自然の懐(ふところ)は格別の感がある。
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それはそこに集う人々の心が寄り添い
愛おしみあう心の精華のように思えてならない。
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自然と呼応する。
深く深く呼吸する。
心身のすみずみに精気漲る。
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3月13日は誕生日だった。
その日は那須二期倶楽部で終日会議。
そしてお客様が来訪されたので
二期倶楽部庭内をご案内して散策の後
レセプションに戻ると
何ともスタッフの皆さんの動きがいつもと異なる。
いくつものぴかぴかに磨いたシャンパングラスを
にこにこしながら次々と運んでいらっしゃる。
と、スタッフの方々がずらりと並んで
私を囲んでくださった。
突然「Happy Birthday!」と満面の微笑みで
グラスを手渡され祝福の乾杯!
一瞬のことだった。
そのさりげない機微に深い感動を覚えた。
その甘美な味は忘れられない。
その夜のディナーもサプライズだった。
宮崎ムッシュのお優しい計らい。
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六本木ヒルズクラブのオープン以来
宮崎ムッシュのお料理のファンだった。
ムッシュはパークハイアットのバンケットや
ニューヨークグリルを手がけられていたから
その味には無意識にも感動を覚えてきたはず。
こうして深いご縁をいただきほんとうに幸福。
オーナーの北山様のお孫さん・そらくんからも
チャーミングなお祝いメッセージをいただいた。
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その夜は幸福感の中に〆切迫る仕事都合があって
完全貫徹で朝を迎える。
オーナーのご配慮で露天風呂がついた客室に
宿泊させていただいていた。
ぼーっとしながら湯槽に向うと
なにやらぷかぷか浮かんでいるではないですか。
手でお湯をじゃぶじゃぶとかいて
その浮遊存在を確かめてみると・・・・・
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なんと泰然自若とした趣の
腕を組むカエルくん。
しばし茫然自惹となってみつめてしまった。
どうして腕組みをしているのだろう?
温泉で哲学でもしながら
茹でガエルになってしまったとでもいうのか?
しばし、カンガエル。
そういえば、ノーベル賞の受賞者はかならず
ゆでがえるになるな、飛躍せよ!と
輪になってぴょんぴょんカエルダンスをするという
嘘のようなほんとうのお話しを思い出した。
それにしても
これは、どのようなできごとなのか?
カエルくんは求愛をするときに
カエルハグをするから
そのままハグの相手に逃れられてしまって
ショックのあまり
強く腕組みしたまま、ヒックリガエル?
どうにもわからない。
そうしているうちに、だんだん子供の頃の
考えても考えてもわからない
そんなわくわくした不思議な気持ちにかえってゆく。
そうか、ワカガエル。
そして、ヨミガエル。
そんな、勝手のよい解釈も思いついた。
それに、このカエルくん
きっとしばらくすれば
瞑想から目覚めて、イキカエル。
そのような気もしたものだった。
そして、それは、
その後1ヶ月を経て、ほんとうに実現したかのようだった。
ある理由あって、野鳥の森を探索しに軽井沢に出かけた。
そこで、カエルくんにばったり出会う。
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ぴょん!と跳んできた。
それも、なんと復活祭の日曜日のできこと。
春の池には、おたまじゃくしが次々に誕生。
卵からカエル。
いのち溢れる。
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自然に遊ぶ。
自然に気づく。
気持ち晴れ晴れとする。
その夜、軽井沢のうっすらとした春の気配の中
リサと共に散歩する。
そこにOrbも共にある。
後ろから追いかけてみた。
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連続写真で見ると
やはり同定できる存在がふんわりと共にある様子。
センス・オブ・ワンダーがひろがる。
Orbに触れてカンガエルことは
実に自分の内的世界の映し鏡であることだという思いの原点。
そこに、久しぶりにかえる。
『われに還る地球ー意識進化のプロセス理論』
アーサー・M・ヤングの著書を思いかえした。
世界は映し鏡であるということ。
唯識によりたちあらわれる世界。
春の池にまた、映し鏡を覗く。
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その深奥なる世界の美しさに魅入る。
その世界への架橋は自らの中にあり
その世界を分かち合う自分もまた
その世界を構成する一部を成しているのだった。
自然にかえる。
自由にかえる。
自分にかえる。